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誠品集団、台北駅地下街をリニューアル


ニュース 商業・サービス 作成日:2010年9月28日_記事番号:T00025542

誠品集団、台北駅地下街をリニューアル

 
 書店大手の誠品集団は、先ごろ経営権を落札した台北駅の地下商店街「台北地下街(台北シティモール)」のリニューアル作業に着手する。台北市政府との契約がこれからのため、具体的な計画は明らかにされていないが、同グループが展開する書店や売り場、飲食店などから成る、特色ある複合商業施設とする方針とみられる。28日付聯合報が伝えた。

 誠品集団は近く、1カ月当たり賃料370万台湾元(約990万円)で台北市政府と契約を締結する予定となっている。契約期間は明らかにされていない。

 広大な面積を持つ同地下街の経営は以前、回転ずし「争鮮」をチェーン展開する争鮮集団が行ってきた。しかし全体的な計画性に欠け、一等地にありながら業績低迷が続いたため今年1月、台北市財政局が経営権を回収した。

 一方、台北駅2階はフードコート・レストラン街の「微風台北車站」に改装されて以降好調が続いている。また、昨年末には同駅北側に複合商業施設「京站時尚広場(Qスクエア)」もオープンして周辺の集客力が高まっており、地下街のリニューアが台北駅周辺商圏の活性化にさらに貢献できるかが注目される。