ニュース その他製造 作成日:2010年9月28日_記事番号:T00025547
台達電子工業(デルタ・エレクトロニクス)傘下の太陽電池メーカー、旺能光電(デルソーラー)は27日、CZTS(銅・亜鉛・錫・硫黄)系薄膜太陽電池の共同開発協議をIBMと締結したと発表した。契約期間は9月25日〜2013年9月24日。なお、IBMは既に、CZTS太陽電池に必要な設備や化学薬品について東京応化工業(本社・川崎市、中村洋一社長)と共同で開発を進めている。28日付電子時報などが報じた。
CZTSは、希少金属(レアメタル)が不要なことから低コストで毒性も低いため、CdTe(テルル化カドミウム)、CIGS(銅・インジウム・ガリウム・セレン)系薄膜太陽電池に取って代わると期待されている。
今回の共同開発の最終目標は、デルソーラーの製造技術とIBMの半導体および材料科学分野の核心技術を結び付け、量産、商業化につなげることだ。デルソーラーは「先進的な製造プロセスと地球上に豊富に存在する材料を使って高効率な太陽電池を開発することは、太陽光発電と一般の電力の価格差縮小への大きな一歩となる」と抱負を示した。
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