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ニコン、ミラーレス一眼カメラに参入意向


ニュース 家電 作成日:2010年9月28日_記事番号:T00025548

ニコン、ミラーレス一眼カメラに参入意向

 
 ニコンのマーケティング担当者はこのほど、ミラーレス一眼カメラなど擬似一眼レフカメラの発売により、アジア太平洋地域の一眼レフカメラ市場におけるシェアを来年には40%、2012年には50%まで高めていく方針を示した。28日付電子時報が伝えた。

 背景にはデジタル一眼レフカメラ市場の需要がマニア向けに限られていることから、新たな収益源を確保することが求められていることがある。ミラーレス一眼カメラとは、大型のイメージセンサーを持ち、レンズ交換が可能でありながら、光学式ファインダーを持たないデジタルカメラを指す。

 最近、デジタルカメラ市場では、擬似一眼レフカメラがシェアを伸ばしており、ソニー、サムスン電子などが相次いで参入している。それに押される形で、ニコンは日本市場でシェアを2009年の39.1%から今年上半期には31.5%まで落としており、擬似一眼レフ市場への参入時期が業界の注目を集めていた。

 一方、ニコンははこのほど、デジタル一眼レフカメラ「D3100」を台湾で発売した。台湾の一眼レフ市場で年内に35%のシェア獲得を目指す方針だ。