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下半期の景気見通し、「楽観」が16%に半減=台経院


ニュース その他分野 作成日:2010年9月29日_記事番号:T00025565

下半期の景気見通し、「楽観」が16%に半減=台経院

 
 台湾経済研究院(台経院)が28日発表した景気動向調査によると、8月時点で今後半年間の景気見通しを楽観する企業の割合が前月の30.0%から16.1%へとほぼ半減した。洪徳生・台経院院長は「中国経済の成長鈍化、欧米市場の停滞、原料価格の高騰などから、企業は今後景気の成長ペースが緩やかになるとみている」と指摘した。29日付工商時報が伝えた。 

 一方、今後半年間の景気見通しを横ばいと判断する業者は前月の51.5%から66.1%へと14.6ポイント増加、悲観する業者は18.4%から17.7%に微減した。洪院長は「下半期は上半期と比べて成長はするものの、成長幅は上半期ほどではない」と予測している。

 また、中央大学台湾経済発展研究中心(台経中心)が同日発表した9月の消費者信頼感指数(CCI)は、前月比0.45ポイント上昇して80.14ポイントとなった。指数を構成する項目のうち「今後半年間の台湾の景気」は、前月比0.35ポイント減の82ポイントでほぼ横ばいとなった。