ニュース
その他製造
作成日：2010年9月29日_記事番号：T00025566
東元の風力発電機、中国で合弁会社設立
東元電機（ＴＥＣＯ）は、中国・力徳風電（江西省）との合弁で風力発電機の新会社「力徳東元」を設立する。東元は新会社に技術を提供する一方、レアアース（希土類）を主要原料とし、風力発電機のモーターやタービンに使用される永久磁石の供給権を得る。29日付電子時報が伝えた。
風力発電に欠かせないレアアースは、江西省に世界の採掘権の70％が集中しているという。東元は力徳風電との提携により、レアアースの安定供給を確保する。
東元の風力発電事業は現在、米テキサス州、中国・江蘇省無錫、福建省漳州、台湾・桃園県中レキ（レキはつちへんに歴）に生産拠点を持つ。年産額は50億台湾元（約134億円）に達する。
