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太陽光電、中科で新工場を着工


ニュース その他製造 作成日:2010年9月29日_記事番号:T00025572

太陽光電、中科で新工場を着工

 
 太陽電池メーカー、太陽光電能源科技(ビッグサンエナジー・テクノロジー)は28日、中部科学工業園区(中科)后里園区で新工場を着工した。来年第3四半期に稼働予定で、年産能力は180メガワット(MW)。既存工場と合わせて同社の総生産能力は270MWに拡大する。29日付蘋果日報が伝えた。

 同社の羅家慶董事長は「現在受注は生産能力の6倍を超えており、応じ切れない分は他社に委託している」と発言。太陽電池業界は今年下半期、同社を含め5社が新工場を着工するほどの盛況ぶりだが、来年は需要減退に見舞われるとの観測も出ている。これについて羅董事長は、中科工場の製品は目標変換効率19%でハイエンド顧客が販売ターゲットになるため、非需要期でも値下げ余地は大きくないと楽観的な見通しを示した。

 同社の今年の目標売上高は45億台湾元(約120億円)。上半期売上高は17億7,900万元だった。来年は生産能力拡充により、通年で売上高100億元の突破を目指す。