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コンパルの成都工場計画、地元政府と契約【表】


ニュース 電子 作成日:2010年9月29日_記事番号:T00025583

コンパルの成都工場計画、地元政府と契約【表】

 
 29日付聯合報が中国・四川省成都市の地元紙、成都日報の報道を基に伝えたところによると、ノートパソコン受託生産大手、仁宝電脳工業(コンパル・エレクトロニクス)はこのほど、成都に工場を設置する意思を固め、同市と投資枠組み協定を結んだ。同社広報部は28日、「工場建設は段階的に進める予定で、詳細は董事会での承認を経て決定する」とコメントした。
 
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 成都工場の設置については、許勝雄・同社董事長が「生産能力に余裕があるため急がない」と発言したばかりだが、業界では、他社に先駆けて進出することでより有利な優遇措置を受けられるとの思惑から契約に至ったとの観測が出ている。

 コンパルは成都市双流県にノートPC生産基地、武侯区に製造本部を設置する計画で、投資金額は5億米ドル以上、早ければ来年4月にも操業を開始する見通しだ。

 成都工場ではオールインワン(モニター一体型、AIO)PCやタブレット型PC、モニターやテレビなども手掛ける予定だが、当面はノートPCを主力とし、生産能力は来年末までに1,000万台、2013年には2,000万台に拡充する計画とされる。