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iPhone5はインセル式採用か、CANDOに追い風


ニュース 電子 作成日:2010年9月29日_記事番号:T00025586

iPhone5はインセル式採用か、CANDOに追い風

 
 アップルが来年発売するとみられる「iPhone5」にインセル式タッチパネルの採用を検討していると伝えられる中、納入業者には友達光電(AUO)系列で、同分野で実績がある達虹科技(CANDO)の受注が有力視されている。29日付経済日報が伝えた。

 インセル式タッチパネルとは、液晶パネルの中にタッチパネルを組み込む方式を指す。iPhone5の発売予定時期から逆算すると、タッチパネルの供給業者は1~2カ月以内に決まる見通しだ。アップルはCANDOのインセル技術に期待を寄せているが、採用が決まるかどうかは、年内に製造プロセス上の諸問題が解決できるかにかかっているもようだ。

 インセル式の採用が決まれば、これまでアウトセル式のタッチパネルを納入してきた宸鴻光電科技(TPKタッチ・ソリューションズ)、勝華科技(ウィンテック)、奇美電子(チーメイ・イノルックス)にとっては打撃となる。

 CANDOはこれまでに、アップルのタブレット型パソコン「iPad」向けの9.7インチ、7インチタッチパネルを受注している。