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頂新集団の中国飲食チェーン、来年300店拡大


ニュース 商業・サービス 作成日:2010年9月30日_記事番号:T00025597

頂新集団の中国飲食チェーン、来年300店拡大

 
 中国の食品・流通最大手、台湾系の頂新国際集団は来年、中国飲食チェーン事業で300店の新規出店を行う。グループ傘下の頂巧控股の魏応行董事長は、ファストフード店「徳克士(ディコス)」と牛肉麺(めん)の「康師傅私房牛肉麺」を合わせて、総出店数を全国で1,400店とする目標を示した。30日付蘋果日報が報じた。

 ディコスは今年末時点での店舗数が1,100店に達する見通しで、通年売上高は前年比25%増の30億人民元(約375億円)に達する可能性もある。

 魏董事長はまた、中国で日台合弁で取り組むコンビニエンスストア「ファミリーマート」が、来年は大幅な店舗網拡大を行うことも示唆した。中国での同事業は今年7月から単月黒字に転換し、店舗数は年末までに600店に達するとしている。

 魏董事長は中国での飲食チェーン展開の現段階の最大の課題に人材育成を挙げ、ブランドの維持・発展の鍵になると指摘した。