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鴻海とメトロ合弁の3C販売店、上海で11月に1号店オープン【表】


ニュース 商業・サービス 作成日:2010年9月30日_記事番号:T00025598

鴻海とメトロ合弁の3C販売店、上海で11月に1号店オープン【表】

 
 30日付電子時報によると、鴻海科技集団(フォックスコン)が独メトログループと合弁により中国で展開する大型3C(コンピュータ、通信、家電)製品販売店、「Media Markt(メディア・マルクト、中国語名・万得城)」の1号店が、11月4日に上海で正式オープンする。大都市を中心として7,000~8,000坪規模の店舗を展開する計画で、来年末までに上海で10店舗、5年以内に中国全土で200店舗の出店を目指す。
 
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 「万得城」への出資比率はメトロが75%、鴻海が25%。運営はメトロ主導とし、鴻海は中国当局との交渉や出店場所の選定などを行う。

 先ごろ、欧州で家電量販店を展開するメトロ傘下のメディア−サターングループが、鴻海グループ製造の家電やコンシューマー向け電子製品に自社ブランドを冠して販売するとの観測が出ており、この提携モデルが中国でも採用されるか注目されている。しかし、これについては2社とも特にコメントしていない。

 鴻海は中国での販売事業で5ルートを展開する方針を示していたが、大型3C店「万得城」の始動により、すべてが出そろうことになる。