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高雄市南部の開発用地、用途緩和し再入札


ニュース 建設 作成日:2010年9月30日_記事番号:T00025599

高雄市南部の開発用地、用途緩和し再入札

 
 高雄市土地開発局は29日までに、同市南部の大型商業施設、統一夢時代購物広場付近にある市有地(面積1,024坪)の売却入札が不成立に終わったことを受け、土地用途制限を緩和した上で、再入札を実施することを決めた。入札は10月1日に締め切られ、4日に落札者が決定する。30日付工商時報が伝えた。

 同用地は今年7月30日に売却入札が行われたが、応札者がなく、不成立に終わった。今回の最低入札価格は1坪36万7,000台湾元(約98万円)で、高雄地区の不動産市場の動向を見極める上で入札の行方が注目される。

 同用地は「高雄多功能経貿園区特定区」の範囲内にあり、早期開発や光ケーブル敷設などを条件として、容積率を630%までとする優遇措置が適用される見通しだ。また、延べ床面積の50%を住宅物件用に充てることが認められる。

 ただ、優遇措置に関しては、高雄市都市計画委員会、内政部による審議を経る必要があり、認可が順調に下りるかどうか不確定要素も残されている。