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次世代iPhone・iPad、TSMCが3Gチップ独占受託か


ニュース 電子 作成日:2010年9月30日_記事番号:T00025615

次世代iPhone・iPad、TSMCが3Gチップ独占受託か

 
 アップルが来年半ばに発売すると観測されている、スマートフォン「iPhone」の第5世代機種およびタブレット型パソコン「iPad」の第2世代機種について、搭載される第3世代(3G)無線通信規格チップをクアルコムが受注し、生産を台湾積体電路製造(TSMC)に委託するとの観測が出ている。事実となれば、第4四半期から来年第1四半期に迎えるオフシーズンに、TSMCの業績に多大な貢献が見込まれる。30日付経済日報が報じた。

 観測に対しTSMCはコメントを控えている。

 iPhone向けベースバンドチップはこれまで独インフィニオンが受注。受託生産は、初代がTSMC単独、第2世代以降はTSMCと聯華電子(UMC)が分け合ってきた。しかし、インフィニオンの無線チップ部門がインテルに買収されたことで、TSMCへの3G・4Gチップ生産委託を計画するクアルコムに発注が行われる見通しが強まっている。

 一方iPad用チップ調達先も、ブロードコムからクアルコムに変更される見込みだが、両社ともに生産はTSMCに委託しているため、TSMCが受注することに変わりはないとみられる。