ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

12年総統選、戸籍地以外での投票可能に


ニュース 政治 作成日:2010年10月1日_記事番号:T00025620

12年総統選、戸籍地以外での投票可能に

 
 内政部は30日、2012年の総統選挙から戸籍地以外での投票を認める方向で、「総統副総統選挙罷免法」を改正する方針を明らかにした。1日付中国時報が伝えた。

 内政部の統計によると、現在戸籍地以外で働いている有権者は100万人以上に上る。総統選ではこれまで、必ず戸籍地で投票する必要があり、有権者から改善を求める声が上がっていた。海外在住者の在外投票導入は見送られる。改正法案は年内にも行政院に提出される。

 戸籍地以外での投票は「不在籍投票」と呼ばれ、一般有権者が戸籍地以外で投票する「移転投票」、受刑者など施設収容者を対象とした「指定投票所投票」、選管担当者が戸籍地で投票できない場合の「勤務地投票」に分けられる。

 一般有権者は、一定の期限内に「移転投票申請書」を身分証明書のコピーとともに戸籍地の戸政事務所に郵送すれば、投票日にあらかじめ指定した地域で投票が可能となる。