ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

38度金門コーリャン酒、黒松が販売代理権取得へ


ニュース 食品 作成日:2010年10月1日_記事番号:T00025635

38度金門コーリャン酒、黒松が販売代理権取得へ

 
 飲料大手の黒松は1日、金門県の金門酒廠実業(金門コーリャンリカー、KKL)が生産する「38度金門高梁(コーリャン)酒」の台湾(金門エリア以外)での販売代理権をめぐる競争入札で、食品大手の味丹企業(ベダン)を抑えて、契約を結ぶ権利を獲得した。金門酒廠からの正式通知を受けた後に、董事会で契約内容を承認し、約1カ月以内に契約を交わす見通しだ。1日付経済日報が伝えた。

 黒松は、同製品の販売代理権を獲得した目的について、製品ラインナップ充実のためであり、38度製品は58度製品より若者に好まれているとも指摘した。代理権取得となれば、金門酒廠製品の取り扱いとしては年初の薬用酒に続いて2番目となる。

 「白酒(パイチュウ)」と呼ばれる蒸留酒の台湾市場は年間150億台湾元(約400億円)規模で、金門コーリャン酒はシェア8割に上る。このうち、アルコール度数58度の製品が7割、38度の製品が3割を占める。