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作成日：2010年10月1日_記事番号：T00025636
日邦産業と富優技研が資本提携、中国で精密プラスチック事業拡大へ
工業部品・産業資材の専門商社、日邦産業（大阪府吹田市、大塚眞治社長）は30日、精密プラスチック射出成形品および金型製造の富優技研（フォーテック）との資本提携締結を発表した。富優技研による500万株の新株発行増資を１億5,000万台湾元（約４億円）で引き受ける。精密プラスチック射出成形事業などで関係を強化し、中国市場での事業拡大を図る。
富優技研の株式は日邦産業の100％子会社、日邦産業（香港）が引き受ける。これにより日邦産業の保有株式は553万5,754株、持株比率は11.7％となる。
日邦産業は台北、香港、上海に営業拠点を、深圳（広東省）に生産拠点を構える。一方、富優技研は、中国で上海、蘇州（江蘇省）、東莞（広東省）、北海（広西チワン族自治区）など華南・華東地区を中心に電子関連、医療分野の部品・資材を生産している。
