液晶パネル用発光ダイオード（ＬＥＤ）バックライト向けなどに使用される中小型導光板メーカー大手、政翔精密の李昭霖董事長兼総経理は30日、現在韓国系メーカーの顧客開拓を進めており、来年から製品を供給できる見通しだと表明した。１日付経済日報が伝えた。
プラスチック成型用金型の開発業者だった同社は、2005年に導光板事業へ参入、導光板メーカーへの移行が完了した07年には友達光電（ＡＵＯ）、08年に群創光電（イノルックス・ディスプレイ、当時）、09年に勝華科技（ウィンテック）からの受注を獲得し、中小型製品ではシェア７％で最大手となっている。
李董事長によると、中国・蘇州には100台の射出成形機を備え、月産能力は4,000万枚。９月の出荷枚数は2,500万枚に達し、粗利益率は50％程度を維持している。今後３年以内に同設備を150台までに拡充、月産枚数は6,000万枚に拡大する見通しだ。
