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中華電信、ノキアシーメンスに3.5G基地局発注【表】


ニュース 電子 作成日:2010年10月1日_記事番号:T00025644

中華電信、ノキアシーメンスに3.5G基地局発注【表】

 
 中華電信は30日、ノキアシーメンスに第3.5世代(3.5G)移動通信用の基地局、基幹ネットワーク設備を発注したと発表した。発注額は26億1,500万台湾元(約70億円)。3.5世代の基地局を1,000カ所増設し、接続速度毎秒21.1~42Mbps(メガビット/秒)でのサービスを提供する。1日付工商時報が伝えた。

 中華電信は今年3.5G設備の拡充を強化しており、今回の発注で累積投資額は32億元に達した。

 石木標副総経理は「スマートフォンiPhoneとタブレット型パソコンiPadのユーザーによる高速大容量の通信需要が今後さらに高まる。来年には公衆無線LANやフェムトセル小型基地局に関する調達支出も増やす」と述べた。同社は来年も3.5G基地局だけで30億元以上の投資を見込む。

 通信各社は電波が入りにくい場所を解消するため、フェムトセル小型基地局の設置を積極的に進めており、ライバルの台湾大哥大(タイワン・モバイル)、遠伝電信(ファーイーストーン・テレコミュニケーションズ)も大口調達を計画している。
 
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