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建設
作成日：2010年10月4日_記事番号：T00025658
高雄港・旗津の海底トンネル、２本目建設へ
交通部高雄港務局は、投資額120億台湾元（約319億円）で、同港区内を通る漁港路または拡建路と、対岸の島、旗津区を結ぶ第２の海底トンネル建設を計画している。早ければ年内に計画をまとめ、５年以内の完成を目指す。４日付工商時報が伝えた。
旗津は高雄港外周部にある島で、現在のアクセス手段は、フェリーと1984年に40億元を投じて建設された台湾唯一の海底トンネルだ。史跡や海鮮料理など観光資源も豊富で、休日には多くの観光客でにぎわう。
高雄港務局の蕭丁訓局長は、新たな海底トンネルが開通すれば、２本のトンネルをそれぞれ旗津区にある第４コンテナセンターへ向かうトレーラーと一般車用に分けて使用し、安全性を高めるとの方針を語った。また、豪華クルーザーによる遊覧船の運航計画もあり、中国人観光客を含む海外からの観光客をより多く呼び込みたい考えだ。
