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CCPCの中国子会社、日本調剤から受注


ニュース 医薬 作成日:2010年10月4日_記事番号:T00025661

CCPCの中国子会社、日本調剤から受注

 
 製薬大手、中国化学製薬(CCPC)の中国江蘇省の子会社、蘇州中化薬品工業(SCCPC)の王勲煇総経理は、日本最大の保険調剤薬局チェーン、日本調剤(本社・東京都千代田区、三津原博社長)から抗感染薬の生産委託を受け、11月から出荷すると語った。また、来年からドラッグストア日本最大手、マツモトキヨシ向けに受託生産を行うことも決まったという。4日付工商時報が伝えた。

 王総経理によると、日本調剤からの受注は、製品の研究開発(R&D)から製造までを手掛け、11月出荷の製品1種で売上高は200万米ドルに上る見込み。当面は抗感染薬を主力とし、将来的には他の製品も手掛ける予定だという。

 日本市場開拓に取り組む蘇州中化は昨年9月、江蘇省の製薬会社として初めて厚生労働省の認証を受けた。日本の医薬品市場は、2009年の改正薬事法施行で年間6兆円規模に拡大しており、最近は円高を受けて海外への生産委託が進んでいる。