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中石化、CPL・AN生産拡大に50億元


ニュース 石油・化学 作成日:2010年10月4日_記事番号:T00025665

中石化、CPL・AN生産拡大に50億元

 
 中国石油化学開発(CPDC、中石化)はカプロラクタム(CPL)とアクリロニトリル(AN)の生産拡大に50億台湾元(約133億円)を投資する。証券会社によると工程の完成する来年には、CPLの年産量は現在の28万トンから40%拡大して40万トンに、ANは19万トンから26%拡大して24万トンとなる。2日付経済日報が報じた。

 CPLとANの当面の市況について中石化は、CPLは韓国カプロ、住友化学、宇部興産などが第4四半期に年次保守を行うため高値圏を維持、最近1トン当たり2,000米ドル以下への落ち込みとなったANは、中国の国慶節(建国記念日)連休終了後の回復を見込んでいる。

 CPLの現在のスポット価格は1トン当たり2,615米ドル、1トン当たりの粗利益は700米ドル以上、ANの1トン当たり粗利益は500米ドルで、中石化は現在CPLとANで月間10億6,000万元の粗利を得ているとみられる。