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中国の知的財産権問題、台湾もパネル参加意欲


ニュース その他分野 作成日:2007年9月11日_記事番号:T00002567

中国の知的財産権問題、台湾もパネル参加意欲

 
 米国は先月、中国の知的財産権侵害問題に関し、世界貿易機関(WTO)に紛争解決パネルの設置を正式に提案した。台湾政府は、同パネルが設置された場合、第三国(地域)の身分で審理に参加する方針だ。11日付経済日報が伝えた。

 台湾が中国との貿易摩擦に関し、WTOの紛争解決パネルに参加するのは、中国の自動車部品輸入に関するパネルに続き2例目となる。経済部の交渉担当者は、「第三国としてのパネル参加は、当事国間の訴状内容を明確に理解できるだけでなく、意見を具申することもでき、体制上の利益も享受できる」と説明した。体制上の利益とは、WTOにおける台湾の権利擁護にプラスになるとの判断だ。