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ユニマイクロン、丸和製作所に2.3億円追加出資


ニュース 電子 作成日:2010年10月4日_記事番号:T00025672

ユニマイクロン、丸和製作所に2.3億円追加出資

 
 プリント基板(PCB)大手、欣興電子(ユニマイクロン)は1日、子会社の旭徳科技(SUBTRON)らと共同で、2009年に株式40%を取得した日本のフレキシブルプリント基板(FPC)メーカー、丸和製作所(本社・宮崎県大崎市、小泉章社長)が発行する転換社債の合計2億3,000万円を引き受けたと発表した。4日付電子時報が報じた。

 ユニマイクロンの曽子章董事長はかつて「FPCメーカーへの転身は簡単ではない」と語っていたが、同社は既に中国・江蘇省昆山にFPC合弁会社、欣興同泰科技を設立、5年以内にFPCで台湾大手になることを中期目標としている。

 なおユニマイクロンは、HDI(高密度多層)基板で世界首位で、さらに、昨年末の全懋精密科技(PPT)合併を経て、FC−BGA基板でも台湾シェア2位に浮上している。曽董事長はFPCおよび自動車用PCBの将来性を強く好感しており、「新たな買収を行う可能性がある」との発言も行っている。