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ACME、単結晶サファイア部門を分離


ニュース 電子 作成日:2010年10月4日_記事番号:T00025673

ACME、単結晶サファイア部門を分離

 
 越峰電子材料(ACMEエレクトロニクス)は1日、単結晶サファイア事業を事業分離(スピンオフ)し、新会社「台聚光電」が発足した。2日付工商時報が伝えた。

 台聚光電の資本金は6億台湾元(約16億円)で、董事長はACMEの呉亦圭董事長が兼任。総経理にはACMEの黄俊輝副総経理(研究開発担当)が就任する。台聚光電は近く9,000万元の増資を行い、15%を従業員に割り当てる。現時点で戦略的投資家からの出資を受け入れる予定はないという。

 単結晶サファイアは、発光ダイオード(LED)の結晶成長用に使われるサファイア基板の需要が高まり、価格が上昇している。台聚光電は少なくとも10~20%の値上げを見込んでおり、収益性の向上が見込まれる。

 単結晶サファイア業界では、大手の米ルビコン・テクノロジーが第4四半期に50%の値上げを見込むほか、日系メーカーも20~30%の値上げを予定している。