ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

ASEの設備投資、来年7億ドルを維持【表】


ニュース 電子 作成日:2010年10月4日_記事番号:T00025674

ASEの設備投資、来年7億ドルを維持【表】

 
 半導体パッケージング・テスティング(封止・検査)最大手、日月光半導体(ASE)は、来年の設備投資額について今年並みの7億米ドルに決定した。上海市金橋での新工場建設をはじめ、既存生産拠点である高雄、中国・江蘇省昆山、山東省威海で生産能力の拡充を続ける。今年と来年の資本支出額は台湾元換算で合計440億元(約1,180億円)に達する見通しだ。4日付経済日報が伝えた。
  
T000256741

 
 ASEは第3四半期末、第4四半期の設備投資を急きょストップしたものの、IDM(垂直統合型の半導体メーカー)からの受注が予想を上回ったため、銅ワイヤボンディング装置数台の購入を決定、来年も積極的な設備投資を続ける構えだ。

 同社が注力している銅プロセスの強化は順調で、銅ワイヤボンディング装置の導入台数は9月末時点で今年の当初計画3,000台を超えた。年末までに4,000台に拡大し、銅プロセスによる売上高は全体の20%以上となる見通しだ。