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宝くじ会社考案の「当せん夢判断法」、本当に2億元当たる


ニュース 社会 作成日:2010年10月5日_記事番号:T00025676

宝くじ会社考案の「当せん夢判断法」、本当に2億元当たる

 
 今年6月18日に宝くじ「大楽透」(1から49まで6つの数字を選ぶロトくじ)の1等賞金2億3,700万台湾元(税引き後1億9,000万元)を独占した当せん者が、どの売り場にも常備されている、購入したくじを入れる「紅包(赤い封筒)」に記載された「夢による当せん番号判断法」を基に、前夜に見た夢から当せん番号を導きだし、見事的中させていたことが分かった。

 宝くじ発行会社、台湾彩券の4日発表によると、夢のお告げで大金持ちになった幸せ者は、彰化県出身で30代既婚、会社勤めの女性で、同じく民間企業に勤務する夫との間に一児を持つ。血液型O型のてんびん座で、長身、色白、二重の大きな切れ長の目におちょぼ口という外見だそうだ。

 彼女が宝くじを買うようになったのは6年ほど前。毎週火曜と木曜に2種類のロトくじを300〜500元分購入していたが、当たることはまれで、過去最高当せん額は2万元だったという。

 今回大当たりした大楽透は、台中市に住む友人を訪ねた帰りに同市北屯路の販売店で購入。前夜に祖母が現れる夢を見た彼女は、この夢をお告げとして6つの数字を選んだという。

 その際に利用したのが、売り場にあった「紅包」に書かれていた夢判断。この裏には、例えば男性なら1、女性なら2、犬なら...といった具合に、夢に現れたものを数字に置き換える方法が記載されていた。

 こんな方法を基に選んだ数字が的中したのだから、幸運としか言いようがない。しかし彼女に言わせれば、福の神がほほ笑んだ理由は「普段から寄付などの善行を積んでいたおかげ」。今回の当せん賞金も1,500万元を慈善団体に寄付し、宝くじ売り場にも20万元のお礼をしたという。

 なお、この売り場で1等が出たのはこれが3回目。しかも前日には、そこから1キロメートルも離れていない別の売り場でも1等(4億9,000万元)が出ており、同じ通りで2日連続1等が出たのは初めてのことだという。この辺りには金運を呼び寄せる「何か」があるのかもしれない。