ニュース
運輸
作成日：2010年10月5日_記事番号：T00025679
遠東航空、乗務員にモデル登用で集客作戦
11月の運航再開を目指している遠東航空（ファーイースタン・エア・トランスポート）は、ファッションモデル20人を女性客室乗務員として登用するという集客作戦を計画している。５日付中国時報が伝えた。
ファッションモデル採用の仕掛け人は、遠東航空の経営を引き継いだ樺福建設の張綱維董事長。客室乗務員に転身するのは、雑誌、広告などで活躍する20代前半の美形モデルで、約200人の候補から20人の選抜を終えた。うち９人は既に訓練を開始しており、来年にも乗務を開始する予定だ。彼女らは遠東航空の通常の客室乗務員並みの給与が支払われるが、飛行時間は少なめに設定され、モデルの仕事も継続できるという。
遠東航空の広報担当者は「長期的には各便に乗務する客室乗務員の３分の１がモデル出身になる」と説明した。
運航再開について同社は11月16日を予定しているが、交通部民用航空局による運航再開計画の審査と裁判所による再建計画に対する審査が完了しておらず、まだ確定していない。
