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台プラ4社の9月売上高、増収維持は台塑石化のみ【表】


ニュース 石油・化学 作成日:2010年10月5日_記事番号:T00025684

台プラ4社の9月売上高、増収維持は台塑石化のみ【表】

 
 台塑集団(台湾プラスチックグループ)が4日発表した主要4社の9月売上高は、台塑石化(フォルモサ・ペトロケミカル)のみが前月比2.58%増の484億5,300万台湾元(約1,305億円)と増収で、残り3社は減収に見舞われた。9月は台塑石化第1オレフィンプラント(OL1)の火災による稼働停止が続いたことや、台風11号(アジア名・ファナピ)の浸水被害で高雄県の石化プラントが稼働を停止したことで、石化原料のオファー価格が5〜10%上昇。これが減収要因となった。5日付経済日報が伝えた。
 
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 アナリストは10月の同グループの売上高について、台塑石化のOL2が年次保守に入るため原料供給が減少すること、また、台湾塑膠工業(フォルモサ・プラスチックス)と南亜塑膠工業(南亜プラスチック)がエチレン関連製品プラントの年次保守を行うため、減少する可能性が高いとみている。