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南亜プラ火災で黒い雨、「飲料水に問題なし」


ニュース 石油・化学 作成日:2010年10月5日_記事番号:T00025685

南亜プラ火災で黒い雨、「飲料水に問題なし」

 
 台塑集団(台湾プラスチックグループ)傘下、南亜塑膠工業(南亜プラスチック)の合成紙「PEPA(珠光紙)」工場(嘉義県太保市)で3日起きた火災により周辺で「黒い雨」が観測されたが、台湾自来水公司(水道公社)第5区管理処が4日、仁義潭(同県番路郷)、蘭潭(嘉義市)のダム2カ所、水上(水上郷)、新港(新港郷)の浄水場4カ所の水質調査を行った結果、特に異常は発見されなかった。同社は「水道水はろ過してから供給している。飲料水の安全性に問題はない」と表明した。5日付聯合報が報じた。 

 同社はまた、浄水場4カ所に設けてある水質観察のための養魚池で、魚が死んだり病気になったりすることはなく、この2日間、特に変った様子はなかったと説明した。

 また、嘉義市環境保護局が市民の苦情を受けて大気中の浮遊物質の観測を行った結果、大部分で1立方メートル当たり30〜101マイクログラムの標準範囲内にとどまった。