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南亜プラ火災、「六軽復旧とは無関係」=行政院


ニュース 石油・化学 作成日:2010年10月5日_記事番号:T00025688

南亜プラ火災、「六軽復旧とは無関係」=行政院

 
 台塑集団(台湾プラスチックグループ)傘下、南亜塑膠工業(南亜プラスチック)の嘉義県太保工場で3日、同グループ内で3カ月に3度目となる大規模な火災が発生し、7月の火災で停止していた台プラ第6ナフサ分解プラント(六軽、雲林県麦寮郷)内の、台塑石化(フォルモサ・ペトロケミカル)第1オレフィンプラント(OL1)の復旧が遅れるとの見方が出ていることに対し、行政院報道官の江啓臣・新聞局長は4日、「この(南亜プラの)事件と第6ナフサの復旧は無関係だ」と発言した。5日付工商時報などが報じた。
 
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王総裁は総裁就任以来初めての公開謝罪を、腰を90度に折り曲げて行った(4日=中央社)
 
 またこの日、台プラグループの王文淵総裁は嘉義工場の火災現場を視察し、その後、張花冠嘉義県長と会見した。張県長が「このような事故はあってはならない」と苦言を呈すと、王総裁は突然立ち上がり、取材に訪れていたメディアのカメラの前で深々と頭を下げた。

 なお、嘉義工場の火災原因について王総裁は「はっきりしない」と答え、1カ月半以内に工場の総点検を終えると約束した。