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中国・国慶節連休のテレビ販売、LED製品が5割以上


ニュース 家電 作成日:2010年10月5日_記事番号:T00025691

中国・国慶節連休のテレビ販売、LED製品が5割以上

 
 中国では国慶節(建国記念日、10月1日)から1週間の連休に入り、テレビ商戦が熱を帯びている。特に発光ダイオード(LED)をバックライトに搭載したテレビが大幅に値下げされたことで売れ行き好調となっており、中国家電販売大手、蘇寧電器の推計によると、全体の50〜65%をLEDテレビが占めているという。5日付電子時報が報じた。

 中国・国慶節連休のテレビ商戦では、各ブランドのキャンペーンや差別化戦略が功を奏し、蘇寧電器の統計によると過去3日間のテレビ販売台数は前年同期比で倍増している。

 家電販売大手、国美電器が最高60%、1万人民元(約12万5,000円)の値引きを実施するなど値下げ競争も加熱している。世界的有名ブランドの32インチ型液晶テレビ入門機種が1,960人民元と2,000人民元を切り、LEDテレビも40インチ型で既に5,000人民元を切っている。

 また業界関係者によると、これまで中国市場でのテレビ需要は、ハイエンド製品から低価格製品に向けてピラミッド型となっていたが、最近ではハイエンド、ミドルエンド製品が人気となっているため、ラグビーボール型の販売体制を敷いているという。