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ティレラの800コア搭載サーバー、クアンタが受託生産か


ニュース 電子 作成日:2010年10月5日_記事番号:T00025694

ティレラの800コア搭載サーバー、クアンタが受託生産か

 
 5日付電子時報によると、ノートパソコン受託生産大手、広達電脳(クアンタ・コンピュータ)が1,000万米ドルを出資する米IC設計のティレラ(Tilera)社は、来年に800コアプロセッサ搭載の低消費電力サーバーを市場に投入する見通しで、生産はクアンタが担当するとみられる。ただ、クアンタは観測に対し、一貫してコメントを避けている。

 観測によると、次世代100コアプロセッサ「TILE−Gx100」8個が搭載された同製品は、来年下半期に発売される見込みで、ティレラ社は、クラウドコンピューティング、映像の転送などでの利用を想定している。

 近年クアンタは、サーバーの研究開発(R&D)に少なからぬ資金を投じており、従来の受託生産業務に加え、低消費電力のクラウド向け製品を相次いで開発している。また、台北県林口郷に設置したクラウド関連製品向けラインも近く開発・試験生産に入る。