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中華航空、増便需要で機体リース拡充


ニュース 運輸 作成日:2010年10月6日_記事番号:T00025712

中華航空、増便需要で機体リース拡充

 
 中華航空(チャイナエアライン)は、中台路線の好調、欧州連合(EU)の台湾人に対するビザ免除見通し、松山空港発着の日台・台韓路線開設などによる増便需要に対応するため、機体リース計画を当初の5機から7機に増やすことを決めた。来年末までに4機が就航する見通しだ。6日付工商時報が伝えた。

 中華航空は既にエアバスA330旅客機3機のリース契約を締結済み。このうち1機目は11月中旬に引き渡され、松山~羽田線に投入される。2機目は来年10月、3機目は2012年2月の就航が見込まれる。さらに、同型機2機を2年間の短期契約でリースする交渉でも基本合意しており、正式契約後、来年3〜4月に機体が引き渡される見通しだ。  
 輸送能力は4機が就航する来年末までに9%、7機すべてが就航する13~14年には15%アップする見通しだ。

 市場関係者は、機体リース拡充により、中華航空の旅客輸送収入が10%、利益が15億~23億台湾元(約40億〜62億円)増えると見込んでいる。