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タイヤの正新と建大、中国で生産能力拡充【表】


ニュース その他製造 作成日:2010年10月6日_記事番号:T00025719

タイヤの正新と建大、中国で生産能力拡充【表】

 
 タイヤ大手、正新橡膠工業と建大工業は、中国市場での需要の高まりを受けて、中国生産拠点で生産能力の拡充を進めている。6日付工商時報が伝えた。
 
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 建大傘下の建大橡膠(天津)は、中国2カ所目となる乗用車用タイヤ工場を設立するため、50ヘクタール余りの土地を取得。1億米ドルをかけ、来年上半期中に日産5,000本の工場を建設する。将来的には日産4万本まで生産能力を増強する予定だ。また、ゴム工場も建設し、天津の2工場に原料を供給する予定だ。

 このほか第2四半期に黒字転換を果たした建泰橡膠(天津)では、年末までに自転車用タイヤの生産能力を日産5万本に、オートバイ向けを同8,000本に増強する予定で、月間生産額は1億台湾元から1億5,000万元(約4億円)まで拡大する見通しだ。

 正新も先ごろ、重慶で3,000万米ドルをかけた乗用車用タイヤ工場に着工した。福建省漳州でも100ヘクタール余りを取得しており、工場建設の許可申請を行う予定だ。同社は9月、アモイ正新橡膠および正新(漳州)橡膠への増資も決定。アモイ正新への増資額は4,500万米ドルを見込む。