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段ボールの中芯原紙、大手3社が6.9%値上げ


ニュース その他製造 作成日:2010年10月6日_記事番号:T00025720

段ボールの中芯原紙、大手3社が6.9%値上げ

 
 正隆紙業、永豊餘造紙、栄成紙業の製紙大手3社は今月1日から、段ボールに使用される中芯原紙を1キログラム当たり15.5台湾元(約42円)へと、1元(6.9%)値上げした。景気回復と中国市場での強い需要が主な理由だ。過去2カ月で2度目の値上げとなり、値上げ幅は累計10.7%に達した。6日付工商時報が伝えた。

 また、段ボールの外側に使われるライナーも、A級ライナーが20元から21元へと1元引き上げられるなど、規格によって1キロ当たり1~5元値上げされた。

 今回の値上げは、正隆が10日から20日間の原紙生産ラインの年次保守を予定していることも関連しているもようだ。また、11月には永豊餘が年次保守を行う可能性もあるとみられ、供給ひっ迫が懸念されている。