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台プラ嘉義2大工場区、45日以内に安全総点検


ニュース 石油・化学 作成日:2010年10月6日_記事番号:T00025723

台プラ嘉義2大工場区、45日以内に安全総点検

 
 台塑集団(台湾プラスチックグループ)傘下、南亜塑膠工業(南亜プラスチック)の嘉義県太保工場で3日に大規模な火災が発生したことを受け、同グループは5日、嘉義県に保有する太保市と新港郷の工場区で、安全体制の総点検を45日以内に実施することを決定した。6日付工商時報が報じた。

 このほか、南亜プラ嘉義工場の火災では、火災発生から消防署への通報までに時間がかかったことに対し、ボーナス査定に影響が出ることを恐れて従業員が通報をためらったためとの見方が出ている。しかし、台プラグループの傅陳卿広報担当は「通報とボーナス査定は無関係で、事故の予防または発生率を低下させることは評価の対象の一つとなる」と否定した上で、「通報が遅れたのは休日で人員が少なく消火活動に当たっていたため」と説明した。

 なお、ここ3カ月で火災や従業員の死亡事故などトラブルが相次いでいる同グループでは、傘下全部門に対し、安全体制の見直しを進め、ミス発生率をゼロに抑えることに最優先で取り組むよう指示した。