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TSMCのQ4生産量、最大で前期比3%増も


ニュース 電子 作成日:2010年10月6日_記事番号:T00025729

TSMCのQ4生産量、最大で前期比3%増も

 
 半導体業界では今年第4四半期、ハイシーズンながら盛り上がりに欠けるとの見方が出る中、ファウンドリー最大手の台湾積体電路製造(TSMC)とパッケージング・テスティング(封止・検査)最大手、日月光半導体(ASE)は、米アップルのタブレット型パソコン「iPad」やスマートフォン「iPhone」の好調に支えられ、業績成長が見込めそうだ。2日付電子時報によると、TSMCによる第4四半期のウエハー投入枚数は、最大で前期比3%の増加が見込まれている。

 電子時報によると、TSMCはアップルを顧客とするクアルコムやブロードコム、米オムニビジョン・テクノロジーズからの受注が特に好調で、12インチウエハーの生産ラインはフル稼働となっている。

 またASEもクアルコムジャパンから大量受注を獲得し、好調なアップル製品の恩恵を受けているもようだ。同社は、通信機器向けの需要が最も強く、コンシューマー電子製品向けがこれに次ぐとしている。また、PC製品は比較的弱まっているが、懸念されたほどではないという。