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インテルCEOが月末来台、工研院などとクラウドで覚書も


ニュース 電子 作成日:2010年10月6日_記事番号:T00025732

インテルCEOが月末来台、工研院などとクラウドで覚書も

 
 6日付経済日報によると、米半導体大手インテルのオッテリーニ最高経営責任者(CEO)が月末に台湾を訪れる予定で、経済部の施顔祥部長と会見し、工業技術研究院(工研院)や資訊工業策進会(資策会)と、クラウドコンピューティング関連の新技術開発に関する提携覚書を締結するとみられている。

 情報筋によると、インテルは工研院、資策会との提携でクラウド関連の技術開発を行ったのち、技術の応用と商品化を進め、その後台湾企業と連携して新製品の開発に取り組むことになるという。

 インテルは今年6月、高速無線通信規格WiMAX(ワイマックス)事業の推進室に当たる、WPO(WiMAX Program Office)の閉鎖を決定し、同事業から撤退するのではないかとの観測が浮上したが、今回オッテリーニCEOから、これについて説明があるものとみられる。

 さらに、経済部の主導で9月に設立された、WiMAXを含む4G(第4世代)通信規格のシステム統合を目指すシステムインテグレーション(SI)会社「慧流系統整合」に、インテルが300万米ドルの出資に同意しているとされる件についても正式発表があるもようだ。観測によると同社には富士通、NEC、三菱電機も出資するとされる。