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新生高架路事件、台北市長「関与事実なら辞職する」


ニュース 社会 作成日:2010年10月7日_記事番号:T00025737

新生高架路事件、台北市長「関与事実なら辞職する」

 
 郝龍斌台北市長は中国広播(BCC)のラジオ番組に出演し、台北市の新生高架路補修工事をめぐる不正事件で、検察の捜査が市政府幹部に拡大していることについて、「用があるなら遠回りせず、わたしを訪ねてきてほしい」と述べるとともに、新生高架路不正事件やその他市政にかかわる不正に関与している証拠が事実と判明した場合には、直ちに市長を辞職する考えを示した。7日付聯合報が伝えた。

 郝龍斌台北市長は6日、検察が楊錫安秘書長(60)の立件前に自宅や執務室の家宅捜索に踏み切り、捜査情報をメディアに公開したことで、11月の台北市長選の情勢に影響が出たとして、「非常に遺憾だ」とコメントした。

 検察の捜査が郝市長本人に及ぶ可能性は現時点では低いが、市長選を控えた微妙な時期に捜査が佳境を迎えており、郝市長は不利な選挙戦を強いられている。