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松山空港、高額駐車料金に批判【表】


ニュース 運輸 作成日:2010年10月7日_記事番号:T00025740

松山空港、高額駐車料金に批判【表】

 
 中台路線や国際線の就航が相次ぐ台北市の松山空港で、駐車料金が1日最高720台湾元(約1,940円)という台湾としては高額な水準に設定されていることが批判を浴びている。
  
T000257401

 
 7日付蘋果日報は批判記事を掲載し、「桃園空港の駐車料金は1日500元にも満たないのに、松山空港は駐車料金を取り過ぎている」との市民の不満を伝えた。

 ある市民は同紙に対し、「2日足らずで1,640元も取られた。民間駐車場は月額でも3,000〜5,000元だというのに、雨ざらしの屋外駐車場でこの値段は高過ぎる」と苦情を寄せた。

 これに対し、松山空港関係者は「駐車料金は1時間40元に設定している。20年間値上げしていない」と反論した。

 淡江大学の陳敦基教授(運輸管理学)は「松山空港は土地が貴重な場所に位置しているため、駐車料金はコストを反映している。ただ、国際線開設後、高額な駐車料金は旅客の利便性に影響しかねず、桃園空港のように付近に専用駐車場を設けることが望ましい」と述べた。