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台プラ4社のQ3利益、前期比2.9%減【表】


ニュース 石油・化学 作成日:2010年10月7日_記事番号:T00025750

台プラ4社のQ3利益、前期比2.9%減【表】

 
 台塑集団(台湾プラスチックグループ)が6日発表した主要4社合計の第3四半期利益は、前期比2.9%減の432億6,300万元で小幅減少となった。相次ぐ火災で生産能力が大幅に落ちた台塑石化(フォルモサ・ペトロケミカル)の同期利益が67億5,800万元と、前期比34.06%減の大幅減となったことが響いた。7日付工商時報が伝えた。
 
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 他3社の利益は、▽台湾塑膠工業(フォルモサ・プラスチックス)、131億9,500万元(前期比11.88%増)▽南亜塑膠工業(南亜プラスチック)、119億3,500万元(4.03%増)▽台湾化学繊維(フォルモサ・ケミカルズ&ファイバー)、113億7,500万元(2.68%増)──だった。

 一方、4社合計の1~9月純利益は、上半期が好調だったことで、前年同期比61%増の1,273億7,400万元と大きく成長している。このうち、南亜プラスチックは電子材料やエチレングリコール(EG)の相場上昇で、前年比261.3%増と飛躍的に利益を伸ばした。台塑は同67%増、台化は同59%増。台塑化のみ利益が縮小し、同3.4%減となった。