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「ネットブックは死んでいない」、エイサーが新機種発売


ニュース 電子 作成日:2010年10月7日_記事番号:T00025756

「ネットブックは死んでいない」、エイサーが新機種発売

 
 宏碁(エイサー)は6日、インテルの新型デュアルコアCPU(中央処理装置)「Atom N550」を採用し、マイクロソフト(MS)「ウインドウズセブン(Windows7)」とグーグル「アンドロイド」の2種類のOS(基本ソフト)を搭載した10.1インチ低価格ノートパソコン(ネットブック)「アスパイア・ワン・ハッピー(Aspire one happy)」を発売した。ネットブックはタブレット型PCに取って代わられるとの見方が出る中、林顕郎・台湾区総経理は「依然、元気に生きている」と語り、今後も同社が市場をリードする立場を維持するとの考えを示した。7日付電子時報などが報じた。
 
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「アスパイア・ワン・ハッピー」はホワイト、ピンク、ラベンダー、グリーンの4色。ターゲットは若者だ(エイサー提供)
 
 エイサーの新機種は、17秒で起動でき、バッテリー持続時間は8時間、重さ1.13キログラムに抑えた。販売価格は1万3,800台湾元(約3万7,000円)。

 林台湾区総経理は、市場調査機関、ガートナーの統計を引用して、ネットブック世界市場規模は2007年から3年連続で成長しており、10年は3,558万台、14年は5,000万台が見込めると好感を示した。なお、エイサーは今年、ネットブックで1,000万台の出荷を目標にしている。