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エピスターの9月売上高、7カ月ぶり減少


ニュース 電子 作成日:2010年10月7日_記事番号:T00025757

エピスターの9月売上高、7カ月ぶり減少

 
 発光ダイオード(LED)最大手、晶元光電(エピスター)の9月売上高は前月比4.85%減、前年同月比46.14%増の18億4,100万台湾元(約50億円)となり、6カ月続いた過去最高更新がストップし、7カ月ぶりの減少に転じた。また、LEDパッケージング最大手の億光電子(エバーライト・エレクトロニクス)も、同月は前月比14.04%減(前年同月比19.75%増)の14億200万元で減収となった。2社とも、9月は顧客の液晶パネルメーカーが需要の弱まりから在庫消化に入ったことが減収要因となったようだ。7日付工商時報が伝えた。

 エピスターの第3四半期累計の売上高は前期比8.27%増の56億7,800万元で単期の過去最高となった。1~9月累計では前年同期比68.91%増の149億5,300万元。

 エバーライトの第3四半期売上高は前期比6.63%増の47億5,700万元で、同じく過去最高を記録。1~9月累計では前年比61.85%増の128億500万元だった。

 2社とも10月は9月と同水準との予測を示している。エピスターは、9月から始まった顧客の在庫消化は2~3カ月かかると指摘。中国・国慶節(建国記念日、10月1日)連休と北米の感謝祭(11月第4木曜日)での需要が11月売上高の重要な指標になるとみている。