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プロモス、63ナノ生産能力増強を減速


ニュース 電子 作成日:2010年10月7日_記事番号:T00025760

プロモス、63ナノ生産能力増強を減速

 
 DRAM大手、茂徳科技(プロモス・テクノロジーズ)は、12インチウエハー工場における、製造プロセス63ナノメートルによる月産能力を年内にウエハー投入枚数3万5,000枚まで増強する当初計画を見直し、年内は2万〜2万5,000枚とし、来年の段階で3万5,000枚に引き上げることに変更した。DRAM市況が低迷しているため、急いで大幅な増強を行う必要はないとの考えだ。7日付電子時報が報じた。

 プロモスは、月産能力が現在6万枚の12インチ工場で、エルピーダメモリの技術供与により72ナノプロセスから63ナノプロセスへの移行を進めている。なお市況低迷を受け、エルピーダ台湾子会社の瑞晶電子(レックスチップ・エレクトロニクス)も12インチ新工場計画の先送りが明らかになったところだ。
 
 プロモスの9月売上高は前月比7.5%減の22億2,400万台湾元(約60億円)だった。減収の主因はDRAM価格下落とみられる。