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林志玲さんの申告漏れ、罰金処分を取り消し


ニュース 社会 作成日:2010年10月8日_記事番号:T00025770

林志玲さんの申告漏れ、罰金処分を取り消し

 
 モデル、女優として活躍する林志玲さん(35)が収入の申告漏れを指摘され、罰金処分を受けたことを不服として起こした行政訴訟で、台北高等行政法院は7日、林さんの申告漏れは脱税には当たらないとして、罰金135万台湾元(約360万円)を取り消す判決を下した。8日付工商時報が伝えた。
 
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林志玲(左)さんは8日、台北国際花卉(かき)博覧会(花博)の宣伝イベントに出席した。郝龍斌市長(右)も彼女の美しさに思わず傾く(8日=中央社)
 
 判決によると、林さんは収入を「執行業務所得」として申告したのに対し、税務当局は収入を給与所得と見なして課税。さらに、林さんが故意に脱税したとして、罰則を適用していた。

 判決は林さんは訴訟で問題となった2003年~05年の確定申告時に執行業務所得に認められる45%の経費控除分を差し引き、課税収入を申告していたとし、林さんには故意に脱税する意思はなかったと結論づけた。林さんは罰金支払いを免れ、追徴課税分の684万元の納税だけで済む見通しとなった。