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台湾セメントが100億元の増資、中国事業強化で


ニュース その他製造 作成日:2010年10月8日_記事番号:T00025776

台湾セメントが100億元の増資、中国事業強化で

 
 台湾水泥(台湾セメント)は、7日開催の董事会で、4億株の発行による増資を決議した。発行価格は1株25台湾元、資金100億元(約267億円)の調達を見込む。資金用途は中国事業の強化、および融資借り換えによる利息の負担軽減、財務構造の改善としている。8日付蘋果日報が伝えた。

 計画では、新たに発行した株式は、既存株主による引き受けが8割、従業員による買取が1割、市場での取引1割としている。

 なお、同社は同日、廃棄物処理を主要業務とする子会社、達和彰北環保の解散を発表した。この子会社はごみ焼却場を各県1カ所ずつ設置するとの政府計画に合わせ2001年に彰化県で設立、同案件の落札に成功したが、計画がいまだ実行に移されないため解散を決めた。損失は約800万元だった。