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豊田通商と中国人造繊維、バイオPETで原料合弁


ニュース 石油・化学 作成日:2010年10月8日_記事番号:T00025778

豊田通商と中国人造繊維、バイオPETで原料合弁

 
 豊田通商は7日、サトウキビ由来のバイオPETの原料となるバイオモノエチレングリコール(バイオMEG)を製造・販売に向け、台湾の化学品大手、中国人造繊維(CMFC)と合弁で新会社を設立することに合意したと発表した。8日付経済日報が伝えた。

 新会社の社名は台湾緑醇(グリーンコル・タイワン、GTC)で、本社は高雄県大社郷に置き、資本金は100億円。出資比率は豊田通商とCMFCが各50%。

 GTCは豊田通商がブラジルで調達するサトウキビ由来のエタノールを原料に、来年末からバイオMEGの商業生産を開始する。豊田通商はアジアのPETメーカーに、GTCで生産するバイオMEGを原料とするバイオPETの製造を委託し、日本と欧米の最終ユーザーに販売する計画だ。

 豊田通商の清水順三社長は、「バイオPETを自動車の内装材料として供給していく」と語った。