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インベンテック9月4%減収、「Q4は出荷回復望める」【表】


ニュース 電子 作成日:2010年10月8日_記事番号:T00025782

インベンテック9月4%減収、「Q4は出荷回復望める」【表】

 
 ノートパソコン受託生産大手、英業達(インベンテック)の7日発表によると、同社の9月売上高は275億8,500万台湾元(約740億円)で、前月比4.15%減、前年同月比でも19.77%減となった。減収の主な要因は欧米の景気が伸び悩み、ヒューレット・パッカード(HP)、東芝への出荷が予想された量に達しなかったためとみられる。ただインベンテックは第4四半期の出荷について、「回復が望め、第3四半期より成長する」との見通しを示した。8日付経済日報が報じた。
 
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 インベンテックの9月出荷台数は約120万台で、前月比7.69%減となった。同社は「需要低迷に加え、市場競争が激しく、受託メーカーは『量』か『利益』かの二者択一を迫られ、当社は戦略的観点から一部受注を放棄したためでもある」と説明した。

 なおインベンテックの1〜9月売上高は、前年同期比13.19%減の2,572億7,000万元だった。来年の見通しについて同社は、今年比15〜20%の出荷成長が可能との見方を示した。