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中国・国慶節連休、エイサーは前年比50%増収も


ニュース 電子 作成日:2010年10月8日_記事番号:T00025783

中国・国慶節連休、エイサーは前年比50%増収も

 
 8日付電子時報によると宏碁(エイサー)は、10月1日〜7日の中国・国慶節(建国記念日)連休前に、ノートパソコンなどPC出荷量が爆発的に増え、同時期の中国事業売上高が前年に比べ40〜50%成長したとの観測が出ている。しかもこれは、エイサーが方正科技(ファウンダー・テクノロジー・グループ)と契約を結んだ、PCブランド「ファウンダー」の使用を開始(10月1日)する前のことで、電子時報は「同社の販路構築および製品設計が一つ殻を破った」との見方を示した。

 エイサーは今年、中国市場での地位確立に注力している。2009年に設立した上海の研究開発(R&D)センターを中心として同国の消費者に合った製品設計を追求し、現在同社が中国で主力とするのは大部分が薄型軽量、バッテリーが長時間駆動、独立したビデオカードを搭載した機種となっている。これが奏功して販売業者からの評価が徐々に高まっているようだ。

 市場調査会社によると、エイサーの中国シェアは第2四半期に7%で5位となったが、第3四半期はさらなる上昇が見込まれる。