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台北花博会場の試験開放、早くも問題百出


ニュース 社会 作成日:2010年10月11日_記事番号:T00025794

台北花博会場の試験開放、早くも問題百出

 
 台北国際花卉(かき)博覧会(花博)が11月6日に開幕するのを前に、運営上の問題点を最終チェックするため、9日から会場の試験開放が始まった。しかし、週末の2日間で早くもトラブルや問題点が露呈し、開幕までに改善が求められる状況となった。11日付蘋果日報などが伝えた。

 花博運営本部によると、週末には円山公園展示区が開放され、初日には約1万3,000人、2日目には約2万人が入場した。会場では、初日に主要パビリオン「争艶館」でわずか1時間半の間に2回も停電が起き、照明が消え、冷房がストップ。また、休憩用ベンチの数が不足。このほか、トイレが不便な場所にあり、見つけにくいなどの点が指摘された。

 このほか、招待者限定のはずだった入場がなし崩し的に招待客以外にも認められ、市民からは「最初から無料で入場できると知っていたら、入場券など買わなかった」などと不満の声が上がった。

 運営本部は開幕までに延べ20日間の試験開放を行い、大詰めの準備を急ぐ方針だ。