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「東アジア安定の基礎」、馬総統が日米安保を評価


ニュース 政治 作成日:2010年10月11日_記事番号:T00025797

「東アジア安定の基礎」、馬総統が日米安保を評価

 
 馬英九総統は10日、辛亥革命記念日「双十節」の祝賀式典出席のため訪台した日本の超党派の国会議員訪問団と会見し、「日米安保条約は東アジア安定の基礎であり、これを支持する立場は一貫して変わらない」と表明した。中央社電が10日伝えた。
 
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平沼赳夫・日華議員懇談会会長(左)の肩を抱く馬英九総統(右)。「両岸(中台)ECFAが締結されても日台関係の発展は変わらない」と安心するよう呼び掛けた(10日=中央社)
 
 訪台したのは日華議員懇談会会長で「たちあがれ日本」の平沼赳夫代表ら国会議員33人で、今回祝賀に訪れた外国議員団の中で最大規模となった。

 馬総統はまた、就任後2年の日台関係を振り返り、台湾と日本の特別なパートナー関係を促進させる年とした昨年は、台湾の対日窓口機関、台北駐日経済文化代表処の5カ所目となる札幌分処
(領事館に相当)が開設されたことや、羽田空港と台北松山空港間のチャーター便就航(今月31日就航)に向けた航空協議がまとまるなど、大きく前進したと指摘した。

 また、来年5月には日本統治時代、台湾南西部のかんがい施設、烏山頭ダムと嘉南大圳(水路網)の建設を指揮した技術者、八田與一氏の記念館がオープンする予定で、「台湾人と日本人の間の友情を象徴する重要な拠点となる」と述べた。